会長あいさつ



一般社団法人 群馬県社会福祉士会
会長  滝澤 俊幸


『社会福祉士は、いったい何をする人なのだろう?』
 

 たぶん、このホームページで私のあいさつまでのぞいてくれた人は、きっとこんな気持ちを持っているのかなと思っています。あるいは、保健、医療、福祉、その他の関係者でしょうか?関係各位の皆さまには、日頃のご厚誼、感謝しております。
 さて、冒頭の質問にもどりますが、もう、このホームページの中の【県民の皆さんへ】のページの【社会福祉士とは】は読まれましたか?保健、医療、福祉、行政などの様々な分野のなかで、社会福祉士はいろいろな職種として働いているのだなというのは、わかってもらえたかと思います。福祉に関する相談援助をしている人ぐらいのイメージはもてたでしょうか。でも、「やっぱり何をする人なの?」と、ひっかかりますよね。
 
 実は、私たち社会福祉士も、同じような問いかけをいつもしているのです。「私は社会福祉士として、何をしているのだろう?何をすべきなのだろう?」と、悩みつつ日々の仕事をしているのです。そこで、私たちは「専門職として仕事をしていく上で、こういう価値観、考え方に基づいて、行動していく」ということを決めました。それが、『倫理綱領』と呼ばれるものです。そして、この価値観、考え方に賛同してくれる人が集まって、社会福祉士会という専門職団体がつくられています。ですから、私たち社会福祉士は、日々の仕事のなかで壁にぶつかったとき、悩ましい状況に陥ったときには、『倫理綱領』に書かれている価値に立ち返り、自分は、何をすべきなのか、どうするべきなのかを考えて、自らの行動の指針にしているのです。

 では、倫理綱領にはどんなことが書かれているのでしょう?その中から、私たちがよりどころとする『価値と原則』の一部をご紹介しましょう。

【人間の尊厳】
 『社会福祉士は、すべての人間を、出自、人権、性別、年齢、身体的精神的状況、宗教的文化的背景、社会的地位、経済状況等の違いにかかわらず、かけがえのない存在として尊重する』


 すべての人間の価値と尊厳についての規定であり、人間を理解する上での根本的価値であり、私たちの人間観そのものです。

【社会正義】
 
 『社会福祉士は、差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などの無い、自由、平等、共生に基づく社会正義の実現をめざす。』


 社会福祉士が擁護すべき社会は、社会正義が保持された社会です。特に、人権擁護の観点から、差別、貧困、抑圧、排除、暴力、環境破壊などで、人々の日常が脅かされることがない社会をつくることをめざしています。

 こんな価値を胸に秘めている人間の集まりが、社会福祉士会です。そして、この価値を原理として、行動しているのが、社会福祉士です。資格=職業ではなく、社会福祉士という国家資格=共通の考え、価値を持つ人たちと、理解してもらったほうがいいのかなと思っています。
 
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