ソーシャルワーカーデー2017 in 群馬 開催報告

ソーシャルワーカーデー2017 in ぐんま 開催報告

 平成29年度も群馬県社会福祉士会・群馬県精神保健福祉士会・群馬県医療ソーシャルワカー協会の三団体で組織する「ソーシャルワーカーデー2017 in ぐんま実行委員会」主催でソーシャルワーカーデーイベントが開催された。
 ソーシャルワーカーデーは「海の日」とされているが、中央集会が海の日にソーシャワカーデーイベントを開催するため、日程をずらし第2週の日曜日の開催とした。
 5回目となる今回は群馬県医療ソーシャルワーカー協会が幹事団体となり、4回の実行委員会を実施し当日を迎えた。

 概要については以下のとおり。

【研修名】ソーシャルワーカーデー2017 in ぐんま
【日 時】平成29年7月9日(日)10:30~16:30
【会 場】群馬県公社総合ビル 西研修室/ホール

【内 容】
[午前の部]10:30~12:30(三団体会員限定企画)
 ①講演:IFSW Social Work定義を考える勉強会
  講師:大島 了氏(前日本社会福祉士会国際委員会委員)
 ②グループディスカッション
  コーディネーター 大島 了氏(前日本社会福祉士会国際委員会委員)
 
[午後の部]13:30~16:30
 ③講演:地域包括ケアにおけるソーシャルワーカーの方向性
  講師:長 純一氏(石巻市立病院開成仮設診療所 所長)
 ④シンポジウム
  コーディネーター 尾方 仁氏(渋川医療センター 医療福祉相談室長)
  コメンテーター  長 純一氏(石巻市立病院開成仮設診療所 所長)
  シンポジスト   中井正江氏(群馬県医療ソーシャルワーカー協会 会長)
           滝澤俊幸氏(群馬県社会福祉士会 会長)
           林 次郎氏(群馬県精神保健福祉士会 会長)

【参加者】午前の部:約40名
     午後の部:103名

①講演:IFSW Social Work定義を考える勉強会
午前の部は群馬県社会福祉士会、群馬県精神保健福祉士会、群馬県医療ソーシャルワーカー協会の三団体会員限定の研修として企画した。
前日本社会福祉士会国際委員会委員である大島了先生を講師に迎え、「IFSW Social Work定義を考える勉強会」をテーマに講演いただいた。IF(international Federation)とは、私たちはプロフェッショナルなのか、グローバル化と問題解決、2000年の定義をどのくらい考えたか、2016年韓国ソウルIFSW大会と国連のソーシャルワーカーデーなど、世界の温度差を共有できればという大島先生の熱意のこもったお話を聞くことができた。
また、2013年にIFSWとIASSWに指示された第5案と2014に採択されたグローバル定義の内容の違い、日本のソーシャルワーカーの倫理綱領、ソーシャルワークの定義についても触れた。

②グループディスカッション
午前の部の参加者は約40名。6つのグループに分かれ、「私たちはプロフェッショナルであることを意識しているか」「プロフェッショナルであると感じる時はどのようなときか」をテーマにディスカッションを行った。
コーディネーターは講演に引き続き大島了先生に務めていただいた。ディスカッションの途中に各グループからの発表や大島先生のコメントを挟みつつ時間いっぱいまで話し合いが行われた。

(熱気のこもったディスカッション)

③講演:地域包括ケアにおけるソーシャルワーカーの方向性
午後の部は、石巻市立病院開成仮設診療所 所長である長純一先生を講師に迎え、「地域包括ケアにおけるソーシャルワーカーの方向性」をテーマに講演いただいた。
まず、医療ソーシャルワーカーについての説明と佐久総合病院の変遷、長野モデルについての説明が行われた。
その後、石巻市の震災前後の状況について説明があった。震災後の福祉避難所では他職種連携の体制が整っていたという。阪神淡路大震災との相違点は「高齢者を支える仕組みができていたこと」「介護保険制度(地域包括支援センター・介護支援専門員)があったこと」「保健・介護予防が整備されていたこと」などがあげられた。課題としては、構造が見えないまま専門職が頑張る弊害、などがあげられた。
また、開成仮設診療所開設の目的とその活動内容についての紹介が行われ、地域包括ケアが必要となる背景の理解が重要であること、医療・保健・福祉のシームレスな提供体制ではなく、住宅政策や地域づくりの中で考えることの必要性が説明された。
日本は医療保障と比較し、社会保障の比率が低いこと、今後は行政内にももっと福祉専門職を採用・育成する必要があること、特に総合政策を考えられる人材が必要となってくると強く語られた。


(長先生の講演)

④シンポジウム
シンポジウムは、講演に引き続き長純一先生がコメンテーターを務め、コーディネーターは渋川医療センター医療福祉相談室長の尾方仁氏が努めた。シンポジストとして、医療ソーシャルワーカー協会 会長 中井正江氏、群馬県社会福祉士会 会長 滝澤俊幸氏、精神保健福祉士会 会長 林次郎氏が登壇された。
尾方氏の進行で以下の2点について質問、シンポジストである三団体会長がそれぞれ回答した。
○長先生の講演を聞き、各団体としてどのような取り組みができるか
○2014年のグローバル定義、社会福祉についてどのように考えているか
(※回答内容については省略)
長氏からは「医療に関する知識やロジックを理解することも今後重要となってくる。医療専門職や行政職との連携や協働が今後さらに必要となってくる。」とのコメントがあった。

(シンポジウム)

最後にソーシャルワーカーデー恒例の三団体会長による共同作業として、今年度は円陣を組んでのかけ声「ソーシャルワーカー!ファイト!おー!!」(会場の参加者も一緒に)が行われ、ソーシャルワーカーデーの閉会となった。

(三団体会長による掛け声)


※群馬県社会福祉士会の公式Twitter及びFacebookでも当日の様子をご覧いただけます。ご参照ください。
 群馬県社会福祉士会公式Twitter(https://twitter.com/gunma_csw
 群馬県社会福祉士会公式Facebook(https://www.facebook.com/gunmacsw
 

過去のソーシャルワーカーデー開催報告

ソーシャルワーカーデー2016 in 群馬の開催報告の詳細はこちら

ソーシャルワーカーデー2015 in 群馬の開催報告の詳細は
こちら

ソーシャルワーカーデー2014 in 群馬の開催報告の詳細は
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ソーシャルワーカーデー2013 in 群馬の開催報告の詳細はこちら

 
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