レッツ・ホール・ハンズ第6回勉強会 開催報告

2025年4月28日 (閲覧数:56)
公認団体 
日程: 2025年4月12日(土)
会場等: 四川料理 福来
参加人数: 19 人

レッツ・ホールド・ハンズ 第6回勉強会 開催報告
公認団体

日程:2025年4月12日(土)

会場:福来(高崎市)
参加人数:19名

【参加者の感想】-レッツ・ホールド・ハンズ勉強会(4/12開催)に参加して―

行政書士高崎事業部協働組合 ペット法部行政書士の沼賀恵理子氏、菊池明日香氏、黒澤侑加氏をお迎えし、「ペットのためにできること~ペット法務と多頭飼育崩壊」というテーマでの勉強会を開催しました。

つなごうゲストの先生方がそれぞれ熱い想いを持って啓発活動に取り組まれていることが伝わる内容が盛り沢山で、ペットと人間社会をつなぐ法的な課題や普段からの備えの大切さについて知ることができました。特に、高齢者の多頭飼育崩壊の現状と支援の必要性について、2020年の6月からマイクロチップの装着が義務化されたことやペットノートの活用など目から鱗の示唆を得る貴重な時間でした。
勉強会終了後はお楽しみの美味しい中華料理に舌鼓を打ちながら、多職種の多様な参加者同士の交流が進み、情報共有や新たな視点が得られました。
深い学びとともに、社会福祉士として私たちに何ができるかを改めて考える良い機会となりました。

(文責:猪熊 美菜子)

今回のテーマである「ペットのためにできること~ペット法務と多頭飼育崩壊~」について、以前から支援をしている中で多頭飼育や入院時等に飼っているペットの世話をどうすればよいのか課題として取り上げられることがあり、勉強会に参加させていただきました。動物に関わる法律の中で、動物愛護法によって動物への虐待行為等が禁止されていることは理解していましたが、狂犬病予防法を根拠として犬の捕獲は認められているが、猫は捕獲する根拠がない(捕獲できない)との違いを知り、地域猫活動に繋がっているのかと考えを巡らせました。

ペットとして可愛がるとともに、保護されるべき生命を扱っていると認識の下、自分自身に何かあった時やペットが歳をとるにつれケアが必要になることへの対応を日頃から考えることも飼い主としての責任を改めて痛感しました。また災害等が多い昨今においては、避難や非常時の備えをペットも含めて考えていかなければならないと思いつつ、隣で気の抜けた体勢で寝ている愛犬の姿を見ながら微笑むばかりです。

勉強会後の懇親会では、つなごうゲストである行政書士高崎協同組合ペット法務グループの皆さまを含む行政書士の先生方が各テーブルに座っていただき、相談や意見交換をさせていただきました。行政書士の業務は一説によると600種類近くあり、専門(得意なこと)分野によって行政書士同士で分担や振り分けをしながら業務を遂行していることが多々あり、連携を図っていること聞かせていただき、社会福祉士にも通じる部分を感じるとともに、成年後見だけでなく、日々の支援の中でのちょっとした困りごとについても相談することで解決の糸口が見えてくると思い、今後もこのような機会を大切にしながら地域課題に協働して取り組めればと思いました。

(会員:島田 敦史)

次回のレッツホールドハンズは令和7年6月7日(土)16:00~つなごうゲストは行政書士の廣兼 喜久恵先生です。テーマはこれから詰めていきますが高齢者でも困らない自宅やお金の片付け、親の入院や施設入所、空き家対策や相続対策…当日のつなごうゲストには弁護士の先生もお呼びします。乞うご期待ください。

 

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